2021年 年賀状
zoom編



 昨年話題となった「半沢直樹」、「鬼滅の刃」あたりが題材の候補ではありましたが、やはり新型コロナウイルスを抜きには語れない年。コロナを象徴するような年賀状にしました。
 オンライン帰省という言葉が出始めたゴールデンウイークに、我が家でも早速オンラインでの帰省と飲み会をやってみました。やってみたらなかなか楽しくて、普通に酔っ払いながら、近況を語り合いました。
 本当だったらオリンピックを家族で観戦していたであろう夏休み期間中に開催した2回目には、少しでも帰省したような雰囲気をと、妻は宮崎牛のステーキ肉や手作りのチーズ饅頭やチキン南蛮を事前に送るという手の入れよう。その後何度か予定を合わせて開催し、すっかりオンラインでの飲み会を気に入った私たちは、WEB会議ソフトの定番「zoom」にお世話になり、コロナ禍でのストレスを解消してきました。
 年賀状をオンライン飲み会にしようと決めた12月19日、みんなの予定を確認し、その日の22時に撮影のためオンラインで集合。当日に送った「謹賀新年」の文字データをバイト帰りにコンビニで印刷させるなど子供たちにも無理をさせました。
 早めの参加が可能だった長男と直前にオンラインで構図の打ち合わせをした際に、一部で文字の反転が発生することが判明。急遽、反転文字も準備するというハプニングもありました。
 やると決めたら快く付き合ってくれるのが、うちの家族のいいところ。子供たちからのアイデアも加えたり、バランスやみんなの表情などに納得がいかなかったりで、10テイクほど撮ってようやく完成したのがこの1枚。iphoneで撮影し、何の加工も加えていませんが、それぞれの照明事情等により色合いはこれが限界でしたが、楽しい撮影会となりました。
 まだまだコロナには苦しめられそうですが、デジタル技術を使わずとも、昔ながらの団欒の方法で「こんな頃もあったね」と笑って話せる日が早く来ることを切に願っております。


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